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■ジムニーのミッション交換

10月23日、ネットオークションで手に入れたJA22のマニュアルミッションを搭載すべく、作業に入りました。
私、オンロード走行がメインなのですが、高速の伸びに不満があったため、ミッションに不具合が生じたのを機にハイギヤード化を図るべく、しばらく出物を待っての落札でした。
ちなみにこのミッション、ちょっとした訳あり商品だったため、なんと12,000円でGet。
 
 
まずはバッテリーのマイナス端子を外します。
何かの拍子に間違ってエンジンがかかったりしたら、何が起きるかわかりませんので。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

まずはフロアマットを取り除き、シフトブーツを止めている金属のケースを、赤丸で囲んだ4つのボルトを外して取り外します。
 
あ、そうそう、作業に入る前に、ミッション、トランスファーともに忘れずにニュートラルにしておいてください。
 
 
 
 
 
 
 

外した後です。
 
次はシフトレバーの根元にあるゴムのカバーをめくります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ゴムのカバーをめくると、シフトレバーを押さえている3つのボルトが見えるので、これを外してシフトレバーを引き抜きます。
 
シフトレバーは、特に抵抗もなくスポッと抜けてきます。
 
 
 
 
 
 
 
 

シフトレバーを抜き去ったところです。
 
できれば、異物が入らないよう、養生したほうがいいですね。
 
ここまではとても簡単な作業です。

ミッション降ろしの際、一度ネジ類も緩めてあるので、楽勝です。
 
 
 

バッテリーとは反対側から覗き込んだところです。
ミッションを降ろすには、全部で8個のボルト、ナットを外す必要がありますが、ここは比較的外しやすいボルトです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

バッテリー側からです。
黄色で囲んだのはバックスイッチのコネクターです。
忘れないうちに外しておきましょう。
 
赤で囲んだのは、ミッションとは直接関係ないのですが、ボルトを外す作業をし易くするための、デスビカバーを外すため外しちゃうボルトです(よって、このボルトは「8個」には含まれません)。
 
 
 
 
 
 
 

外したデスビカバーの内側です。
3個の端子がありますが、白い粉が固着し、丸くなっていました。
よく分かりませんが、ネット上の情報によればここをクリーニングしておくとターボのつきがよくなったりするそうです。
 
いずれにしても電装系の部分はきれいにしておくに越したことはないと思います。
 
 
 
 

分かり難い画像ですが、この端子、完全な「丸」ではありません。
一部がえぐれたようになっています。一瞬、「消耗して削れてしまったので交換とか必要なのかな」と思ったのですが、ネット上の情報によればもともとそういう形状なのだそうですので、安心してください。
 
 
 
 
 
 
 

デスビカバーを外したところです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

赤い回転体(呼び名は分かりません)は、引っ張れば外れます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

上から覗いたところです。
赤丸のボルト、ナットは上から外します。
やってみると分かりますが、手を入れるスペースが狭いので、かなり苦労します。
ラチェット式のメガネレンチ等、それなりに使える工具を買ってしまおうか・・・と、本気で考えてしまいました。
 
黄色いナットは、下から外した方が楽だ、と、後から分かったものです(最初は上から、というか横から外しました)。


下にもぐりました。
黄色いナットはこの前説明した、下から外した方が外しやすいであろうものです。
 
真中ら辺の大きいナットはエンジンとミッションを繋いでいる重要なものです。こちらは作業スペースが確保できるので、外しやすいです。
 
下側の赤いボルトは薄い鉄板を留めているだけのものです。フライホイール?に土などがかからないようガードしているものと思いますが、これを外さないとミッションは外れません。
 

黄色のナットは上の写真と同じものです。赤いナットはクラッチレバー?を固定しているもので、ここを外してレバーを外すとスペースができるので、作業がしやすくなります。
どうせクラッチケーブルを外さなければならないので、とっちゃいましょう。
 
 
 
 
 
 
 

分かり難いですが、反対側です。
同じようにエンジンとミッションと繋いでいるナット、フライホイールをガードする鉄板固定のボルトがあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

同じような画像ばかりですみません。
またまた反対側に回ってフライホイール・・・ナットを別な角度から写してみました。
 
左側にある黒い棒状のものはクラッチケーブル、に巻き付けられた黒いビニールテープです。
 
前オーナーがやったんでしょうが、クラッチケーブルがしぶくなるなどの影響は感じられないので、このままにしておきます。
 
 
 

エンジンとミッションの切り離しは上の画像までにあるボルト、ナットを外せば可能です。
 
この画像は、フロント側からリヤ側を写したもので、ミッションマウント部分です。
 
私はこの6個のボルトをすべて外しました。
 
 

 

ミッションガードとか呼ぶんでしょうか?
下側から物が当たらないようガードしているように見えるこのバーは、ミッションを下に降ろすとき邪魔になるので、外します。
 
ただし、外すのは、本当に降ろす直前です。
これから説明する、プロペラシャフトを外す作業中などは、下に潜っているあなた自身を、ミッションから守ってくれる重要な役割を果たしますので。
私は、あらかじめボルトをぎりぎりまで緩めておいて、ミッションを降ろす直前に、ミッション本体を片方の手で支えながら、もう一方の手でボルトを緩め、外しました。

ミッションとトランスファーを繋いでいるプロペラシャフトを外すため、トランスファーを外してやる(正確には「ずらす」)必要があります。
 
トランスファーのマウント部分3箇所のナットを外します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ナットを外したら、持ち上げて、全体を時計回りに回してやります。
イメージ的には、黄色の矢印のようにずらす感じです。
 
で、トランスファーをずらしてやると、プロペラシャフトがミッション本体から少しずつ抜けてきます(次の画像の赤丸で囲んだところです。次の画像の黄丸部分はドライブシャフト。同じように抜けてきますが、外れるには至りません。参考まで)。
 
 
 
 

トランスファーを思いっきりずらしてやると、なんとかぎりぎりミッション本体から外すことができます。
この辺、かなり力技となります。そして思い切りも必要です。
ネット上で探すと、プロペラシャフトをトランスファー側で外し、その後、ミッション本体から抜くのが本来の方法のようですが、そうするとプロペラシャフトを固定している4つのボルトを外してやらなければなりません。
プロペラシャフトはかなり負荷のかかる部分であり、自分の作業の正確性には自身がない私は、手を付ける部分を最小限に抑える方向で作業しましたので、その方法はとりませんでした。
 

プロペラシャフトとミッションの連結部です。
この後、ミッションからオイルが漏れてきて、危うく顔で受けそうになりました(間一髪でかわしましたが)。
 
私、知りませんでしたが、プロペラシャフトを外すと、そこからミッションオイルが漏れてきます。
 
ミッションオイルは、ミッションを思いっきり傾けるとかドレンボルトを外さない限り漏れることはないと思っていたため、外した後のミッションの保管のことも考え、オイルを抜かずに作業しようとしたのですが、みなさん、必ずオイルは抜いてから作業にとりかかりましょう・・・。

遅ればせながらミッションオイルを抜きました。
結構さらさらです。汚れもありました。
ペットボトルの周りにはプロペラシャフトを外した際、漏れてきたオイルが見えます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

新聞記事「難問」の右側に見える丸い物体は、ミッション下部のドレンボルトです。
黄色で囲んだのはもちろん習字ではありません。
ドレンボルトの磁石に吸い寄せられていた鉄粉です。
 
結構削れてるんですね。
 
 
 
 
 
 
 

降ろして車体下部から引きずり出したミッションです。
 
試しに降ろしたときはここまで引きずり出さなかったので、ようやく降ろした実感が湧いてきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

右側が今降ろしたミッション。左側がこれから載せるミッションです。
とある事情により安く手に入れることができたのですが、こうやって並べてみるとまるで新品のようです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

今降ろしたミッション。「1SZM-024」とあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

これから載せるミッション。「2SZM-024」とあります。
果たして、ハイギヤード化は叶うのか・・・・、というより前に載せれるか、走れるのか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2枚下の画像のとおりバックスイッチのコネクターの形が異なるため、この部分から外して取り替えました。
本当はコネクターだけ交換しようと思ったのですが、面倒だったので。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

今降ろしたミッションのレリーズベアリングです。
できれば交換した方がいいのでしょうが、特に不都合も生じていなかったので、このまま取り付けます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

バックスイッチのコネクターです。
形が異なります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

新しく入れたギヤオイルです。
ジムニーは、「GL-4」指定とのことなので、「GL-4」を入れました。
ちなみに、カー用品店、ホームセンター等、結構見て回りましたが、そのなかで見つけた一番安い「農耕機械用」のものよりさらに安いものをネットオークションで見つけたので、即決しました。
 
トヨタ、個人的には大嫌いですが、それはディーラーの対応が原因で、メーカーとしては信用できるのではないかと思います。
よって、純正ギヤオイルも安心かと・・・。
 

画像は載せていませんが、ミッション降ろした後は逆の手順で載せる作業をするだけです。
降ろせれば、載せるのは簡単です(私の場合、なぜか新しいミッションがうまくエンジン側にはまらず、ボルト、ナットを少しずつ回して無理やりはめたので、結構時間がかかりましたが。試しに降ろしてみたときは、降ろしたミッションを再度装着する作業も何度か試してみたのですが、何の抵抗もなくすっぽりはまってくれていたため、作業途中は「JA22のミッション、互換性があるってきいたけで、やっぱりどこか当たってるんじゃないか」とか、「途中でボルトが切れたらどうしよう」とか不安いっぱいでしたが、ミッション交換後、今まで変な症状は出ていません。)
 
少しばかりコツが要るんじゃないかと思うのは、
① プロペラシャフトを外す際の思いっきりの良さ
② プロペラシャフトを外した後、ミッションを降ろす際、ミッションと外したプロペラシャフトの位置関係が、プロペラシャフトがマフラー寄りにくるよう(画像で撮っておけばよかった。強烈に分かりにくい)にしておかないと、ミッションがマフラーの出っ張り(CO2センサー?)に当たって、すんでのところでおろせなくなること。よって、場合によってはこの位置関係の修正が必要になるが、ミッションを持ち上げたり、結構な力作業になること。
の2点くらいです。
 
ミッション交換後はタイヤを車検に向けノーマルサイズにした影響もあってか、特に最高速がのびるわけでもなく、「あれっ」ていう感じです。
ただ、当然のことながら、交換を決断する原因となった「少しでも動いている間は2速にシフトダウンできない」という症状からは開放されました。
 
あと、発進のときに1速を使うようになりました。
JA11のミッションは1速のギヤ比が低すぎて2速発進ばかりしていましたが、もともとジムニーを購入したのはマニュアル車に乗りたかったからで、昔、バイクに乗っていたころから加速時のシフトアップの感覚が大好きだった私は、「2速⇒3速⇒4速⇒5速」より「1速⇒2速⇒3速⇒4速⇒5速」と、少しでも多くシフトアップの感覚を楽しみたかったのです。
 
そういう意味では大成功だったわけですが、低速での使い勝手を重視されるオフロード派の方から見れば、ジムニーとしてはいかがなものか・・・。



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