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■ジムニーのリーフ交換(リヤ)

いよいよパーツも揃ったので、交換作業に入ります。

まずは、ジャッキアップです。
 
シャシーに4本のウマを掛けたのは、車体側のボルトを金ノコで切断する作業をする際、少しでも高くしておいた方が楽かなという、それだけの理由です。
 
なお、車検を通したばかりだったので、フォグランプ付きのバンパーガードは外してあり、ヘッドライトもノーマル色のため、なんとなく自分の車ではないような気がします。
 
 
 

この後、雪が降ったり、急に仕事が忙しくなったりしたため、1ヶ月近くこのままの状態で放置されるとは、この画像を撮影した時点では、自分もジムニーも考えてもいませんでした。

なお、この時点で、ボルトの切断に金ノコが使用可能かどうかの実証のため、左右両方の車体側のボルトの、ナット側を切断してありました(ちなみに、こっち側の切断は結構簡単に終えることができました。=(イコール)反対側の切断は、そう簡単ではなかったということです。)。よって、仮にウマを外そうがどうしようが、既に動くことはできない状態となっています。

という訳で、上の状態にしてから約1ヶ月後のことになりますが、まずはリーフの塗装がはげている部分の防錆のための塗装からスタートです。

塗装がはげている部分に、つや消しブラックのスプレーを適当に吹き付けていきます。

こんな感じでところどころ塗装がはげています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

塗装がはげている部分に適当にスプレーします。

画像左上を見ると塗装のクオリティーが分かりますね。

まあ、下回りで普段見える部分ではないので、塗装の美しさより機能(防錆)重視で、という言い訳です。
 
 
 
 
 
 

リーフ4本、ひととおり塗装が終了したので、乾燥させているの図。
 
 
 
これを見ても塗装のいい加減さが分かる、非常に恥ずかしい画像なのですが、見た目より機能・・・・。
 
 
 
 
 
 

とは言っても、改めてみて見ると、塗装した意味がないようなこんな部分を発見してしまうので、見つけた都度、重ね塗りで対応。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

次はいよいよ車両本体の作業に入ります。
まずはホーシングと板バネをくっつけているUボルトを外します。

ここもナットが回せなかった箇所で、連日のCRC攻撃の末、ようやく撃破しました(ついでに、ショックの方のナットも外してあります。)。 
 
ほかのサイトでは「メガネレンチで回した」とかありますが、柄の長いソケットレンチと、長め(深め)のソケットがないと、まず無理だと思います。
 
こういう力作業を経験すると、ちゃんとした工具のありがたみが分かるようになります(安物の、下手な工具を使うと、工具の方が音を上げて壊れてしまうことがあります。最悪の場合、必要なナットを舐めた挙句とか・・・。)。

ここで重要な点をひとつ。

油圧ジャッキでホーシングが落ちないように支えていますが、支える場所はもう少し前にして、プロペラシャフトの角度が変わらないようにするのが正解だと思います。
 
私は、タイヤ交換の時と同じく、ギヤボックスの真下にあてがいましたが、左右両方のUボルトを外した途端、ホーシングが自重で回転しかけ、プロペラシャフトが抜け落ちてしまうところでした。ぎりぎりセーフでしたが、プロペラシャフトの接続部にかぶせてあるゴムブーツが引きちぎられてしまいました。

後ろから見るとこんな感じです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

U字ボルトを完全に外した後の図です。

重さから開放された板バネが、えらそうにふんぞり返っています。こんなに反っているなら交換する必要もないんですけどね。
 
 
 
 
 
 
 
 

シャクル側を外した後の図です。

後は金ノコでボルトを切断しさえすれば、へたった板バネは完全に車体から切り離すことができるようになります。
 
 
 
 
 
 
 
 

ついに最大のヤマ場を迎えました。

固着していた、車体側ボルトの切断作業です。

使用した金ノコはこんな感じです。

最初は車体側ステーの内側で、スペーサーごと切断しようとしたのですが、スペーサーの硬さたるや尋常ではなく、まったく歯が立ちませんでした。

よって、切断しなければならない断面積はめちゃくちゃ増えますが、ボルトの頭(六角部分)を切断する覚悟を固めました。

後はただひたすらノコギリを引くだけです。
 
 

切れました。というか、切りました。

やれば出来ます。グラインダーなんか使わなくたって・・・。

ちなみに、このブッシュに入っているスペーサーの中にあるボルト(だった丸い金属の棒)は、取り外し後、かなづちでぶっ叩いても、うんともすんとも言いませんでした。こんなんじゃ、切断せずに板バネを取り外すことなど夢のまた夢。
 
 
 

取り外し後の図です。

私の意図とは別に、グラインダーを使うよりも確実に多くの傷を付けてしまいました。

でも、・・・。
 
 
 
 
 
 
 

黒いスプレーをシュっとひと吹きすれば、何が起きていたのか、すべてを忘れ去ることができます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

取り外した純正リーフ(下側)と、これから装着するやわらリーフの比較です。

こうしてみると大した違いはないように見えますが、純正リーフのヘタリ具合は、先に紹介した画像のとおりです。
 
 
 
 
 
 
 

ここまでくれば後は簡単です。

ボルトが固着しないよう、十分グリスアップして分解した時と逆の手順で組み付けて行きます。

暗くなってきたので、写真撮影などしていられません。なんたって、ここは北国、日が落ちると、あっという間に気温は氷点下です。

グリスを塗る手もかじかんでいます。

リヤシャックル側のゴムブッシュです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

リヤシャックル部、車体側のゴムブッシュです。
 
ここもグリスをたっぷり塗る付けます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

一番固着が心配な、リヤ車体側のブッシュとボルトです。

両方ともグリスをたっぷり塗りこみましたが、固着を防ぐため、今後、定期的に分解整備しようと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 

今回、ついでなので、ショック取り付け部もグリスアップしておきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

以上で「リヤ編」は終了です。

今回、リーフ交換の作業をして感じたのは、

1 リヤ車体側のボルトの固着さえなければ、以前やった、シャックルのみの交換より簡単だということです。作業工程はもちろん多くなりますが、シャックルのボルト穴に、板バネのそれを合わせる力技に費やす時間を考えれば、トータルでは絶対「楽」です。

2 ボルトの固着は、
 
 ① そもそも固着がなければ、超ラッキー!
 
 ② グラインダーがあれば、ラッキー!
 
 ③ グラインダーがなくても、根性さえあればどうにかなる。
 
ということです。
 
今回、そもそも専門工具(グラインダー)がなくても交換できるんじゃないか、という実験も兼ねて作業をスタートしたため、最後まで「金ノコ」でやり通しましたが、実はグラインダー、使える環境にあります。
 
もし、これからリーフ交換にチャレンジしようとしている素人の方がいらっしゃったら、迷わずグラインダーを使用することをお薦めします。何もそのために購入することはありません。周りに聞けば、結構、こういう工具類を持っている人はいるものです。
 
遠慮せず、「貸して」って言えば、無駄な時間と体力を費やすことなく済ませることができます。もちろん、それなりのお礼は忘れずに(また必要になったときに、借りやすくなります。)。
 
ちなみに、最後まで引っ張るのもなんなので、乗り心地は格段によくなりました。
 
本当に、最初からこうしておけばよかったと後悔しています。

ちょっとした段差を通過するときにすら感じた、あの、脳天に響くようなショックが消えました・・・。いまだに信じられませんが・・・。

駐車場から道路に出るときも、(これから全身に受けるであろうショックに耐えるため)息を止めることなくすんなり進むことができます。
 
それでは、フロント編に続く・・・。



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